医療現場の暴力防止へ、歴史的な一歩!署名活動が国会質疑に!

会員の皆様、そして全国の看護師ナース看護職の皆様、いつも当会の活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。

一般社団法人日本男性看護師會 代表理事の坪田康佑です。

本日は、皆様と共に進めてきた、医療現場における暴力防止を求める署名活動に関して、非常に重要なご報告があります。これまで、多くの看護師が現場で直面してきた理不尽な暴力に対し、私たちは声を上げ続けてきました。そして、その声がついに、国の最高機関である国会(参議院)に届くことになったのです。


看護職の声が、ついに国会の場で議論されます

一般社団法人日本男性看護師会は、2019年8月に愛媛県で発生した松風病院事件をきっかけに始まりました。この事件では、精神科病院に入院していた患者により3名の男性看護師が刺殺されるという痛ましい事態が起きました。私たちはこの事件を重く受け止め、看護師を含む医療従事者の安全が守られるべきだと2019年より厚生労働部会で強く訴え続けてきたのです。

その活動の延長として、今年当会が主導し、皆様にご協力いただいた医療現場でのカスタマーハラスメント防止策の義務化を求める署名活動(https://www.change.org/patient-hara)。

おかげ様で、現在までに9500署名集まりました。

この活動に、看護師キャリアを深く理解されている参議院議員、石田まさひろ先生が多大なる関心をお寄せくださいました。石田先生は、私たちの訴えに真摯に耳を傾け、この問題の重要性を認識してくださったのです。

そして、本日、令和7年5月27日(火)に、参議院厚生労働委員会において、このカスタマーハラスメント防止策の義務化について、公開で質問をしていただけました。

当会の名前と署名活動を説明して、質問してくださいました。

明日以降、参議院インターネット中継のサイトでアーカイブ確認できますので、是非ともご確認ください。

日時:令和7年5月27日(火)

時間:10:00~14:50(石田議員の質問は10:00頃~10:30を予定)

私たちの活動が、単なる「陳情」で終わることなく、具体的な「議論」として国会の場で取り上げられることは、医療現場で働くすべての看護師、そして看護職キャリアにとって、極めて大きな意味を持つ一歩です。


石田議員との連携、そして未来への展望

さらに、石田議員は今回の質疑に留まらず、今後もこの問題の解決に向けて協力していただけることになりました。皆様の署名の一つ一つが、このような具体的な協力関係へとつながり、私たちの活動を力強く後押ししてくれています。

石田議員の今後の活動に関しては、以下のSNSでご確認いただけます。

これまでも、医療現場の課題解決に向けて、看護の専門性を活かした政策提言を行ってきた当会ですが、今回の国会質疑は、その活動の成果の一つであると確信しております。医療現場の環境改善は、患者様へのより質の高い看護提供にも直結するものです。私たちは、ナースの皆様が安心して、そして誇りを持って仕事に打ち込める環境を実現するために、今後も尽力してまいります。


当会は、これからも看護師の声を集め、届け続けます

今回の署名活動が国会質疑へと発展したように、一般社団法人日本男性看護師会は、これからも日本看護協会様とは異なるアプローチで、看護師会員の皆様の「生の声」を無料で集め、それを政策提言や社会への働きかけへと繋げていく活動を実施してまいります。

看護職の地位向上、そしてより良い労働環境の実現のためには、現場の声を直接届ける仕組みが不可欠です。当会は、そのためのプラットフォームでありたいと願っています。

ぜひ、この機会に当会の活動にご賛同いただき、ご入会をご検討ください。皆様一人ひとりの力が、看護師キャリア看護の未来をより良いものへと変えていく原動力となります。

ご入会は、以下のリンクよりお申し込みいただけます。

入会申し込み▶https://gkb.jp/s/jmns/application

今後とも、皆様の温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

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